石龕
せきがん
名詞
標準
文例 · 用例
われ等は石龕のわれ目に燭火さしつけて、中なる白骨を見き。
— IMPROVISATOREN 『即興詩人』 青空文庫
雪白の冷たい石龕の内に急に灯がともされたように、耳朶は見る見る上気して、紅玉色に透り、漆黒の眸子は妖しい潤いに光って来る。
— 中島敦 『妖氛録』 青空文庫
仁王門を出でて、左折すれば、小丘の上に石龕あり。
— 大町桂月 『南洲留魂祠』 青空文庫
マリアを敬う学士(最高き、最浄き石龕にて。
— FAUST. EINE TRAGODIE 『ファウスト』 青空文庫