辺行
へんぎょう
名詞
標準
文例 · 用例
反歌春もやや潟の水曲を行きありく白鷺の眼の黒くするどさ童子柳河涼しさは水豊かなる柳かげ葦笛吹きて我等行けりし夏の照り葦辺行く子は魚籠もちて何か真顔の我にかも似る今ぞ見む郷国は童がどの顔も我によく似る太郎によく似る (妻に)町内菎蒻屋桶に藷磨り、飴形屋掛けて飴練る、蚊ばしらや春より立たむ。
— 北原白秋 『夢殿』 青空文庫
」「彼は手紙は書けないんだよ、一辺行つて来ようかと思つてゐるんだが、どうだらう。
— 牧野信一 『「悪」の同意語』 青空文庫
葦辺行く鴨の羽交に霜降りて寒き夕は大和し思ほゆ(志貴皇子)倭恋ひ寝の寝らえぬにこころなくこの洲の崎に鶴鳴くべしや(文武天皇)うらさぶる心さまねし久方の天の時雨の流らふ見れば(長田王?
— 三好達治 『万葉集の恋歌に就て』 青空文庫