炒りつける
いりつける
動詞-一段動詞-他動詞
標準
to parch
文例 · 用例
大暑の日が井戸の水まで減らして炒りつける頃はそれまでに幾度か勘次の穀桶は空に成るのである。
— 長塚節 『土』 青空文庫
殊に栗の木に絡んだのは白晝の忘れる程長い間雨戸は閉ぢた儘で、假令油蝉が炒りつけるやうに其處らの木毎にしがみ附いて聲を限りに鳴いたにした處で、凡てが暑さに疲れたやうで寧ろ極めて閑寂な庭を覗いては、葉の陰ながら段々に日に燒けつゝ太りつゝ臀の臍を剥き出してどつしりと枝から垂れ下つた。
— 長塚節 『土』 青空文庫
じやがいもの残りいもで、指の頭ぐらゐの小つぶの物を捨てずに皮ごと油でいためて味噌をすこし入れて炒りつける、「味噌つころがし」と言つて主食の足しになる。
— 片山廣子 『ともしい日の記念』 青空文庫
雨季明けの、炒りつけるような炎天の下へ、一メートル間隔三列横隊で整列させられた。
— 久生十蘭 『ノア』 青空文庫
作例 · 標準
ナッツをフライパンで軽く炒りつけるだけで、香ばしさが増す。
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魚の皮目をパリッとさせるために、強火でさっと炒りつける。
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このレシピでは、野菜を油で炒りつけ、甘みを引き出す。
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