他流試合
たりゅうじあい
名詞
標準
contest between different schools (of fencing, etc.)
文例 · 用例
彼女はその客情人の若旦那や取巻き芸者と共にわたしをも引具して諸処で友だち芸妓の開いているお座敷へ遊びの他流試合に行く。
— 岡本かの子 『生々流転』 青空文庫
詮方無さに町道場に押入りて他流試合を挑み、又は支那人の家に押入りて賭場荒しなぞするうちに、やがて春となりし或る日の午の刻下りのこと諏訪山下、坂道の途中にて一人の瘠せ枯れたる唐人の若者に出会ひしに、しきりに叩頭して近付き来る。
— 夢野久作 『白くれない』 青空文庫
二葉亭が春廼舎を訪問したのは、昔の武者修行が道場破りをするツモリで他流試合を申込むと多少似通った意気込がないではなかった。
— 内田魯庵 『二葉亭四迷の一生』 青空文庫
その折の骨を用いて他流試合に参ったごとく持ちかけ、そちの手にあまる者が飛び出て参るまで、当て身、遠当て、程よく腕馴らしやってみい」「心得ました。
— 江戸に帰った退屈男 『旗本退屈男 第九話』 青空文庫
御取次ぎ下さりませい」「何じゃと、何じゃと、他流試合御所望でござるとな。
— 江戸に帰った退屈男 『旗本退屈男 第九話』 青空文庫
この前髪者が一手他流試合を所望じゃとよう。
— 江戸に帰った退屈男 『旗本退屈男 第九話』 青空文庫
それで、腕は優れていながら、操行のおさまらぬ職人の中などに、どうかすると、鑿と小刀を風呂敷に包み、「彫り物の武者修業に出るんだ」といって他流試合に出掛けるものがいたもんです。
— 仏師の店のはなし(職人気質) 『幕末維新懐古談』 青空文庫
去年あたりから、書道の他流試合を横溝君とやることになり、何度も書を送るのですが、無手勝流といふわけか、一度も横溝君の方から送つて來ないのには困つたものですよ。
— 探偵作家お道樂帳・その五 『海野十三氏の辯』 青空文庫
作例 · 標準
若き日の剣豪は、名を上げるために各地の門派を訪ね歩いて他流試合を繰り返した。
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今度の練習試合は、近隣の強豪校との他流試合だと思って、全力でぶつかっていこう。
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他流試合を通じて自分の弱点を知り、さらなる高みを目指して修行に励むことにした。
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