牝鹿
めじか異読 めしか・めか・めが
名詞
標準
doe (female deer)
文例 · 用例
少女はあなやと叫び、物に驚きたる牝鹿の如く、瞬く隙に馳せ去りぬ。
— IMPROVISATOREN 『即興詩人』 青空文庫
次には鴉を挙げ、三十九章に入りては山羊、牝鹿、野驢馬、※(野牛すなわち野生の牛)、駝鳥、鷹、鷲を挙げておのおの特徴を述べ、神の与えし智慧による各動物の活動を記して、人智のこれに関与し得ぬ弱さを示しておる。
— 内村鑑三 『ヨブ記講演』 青空文庫
葉子はソファを牝鹿のように立ち上がって、過去と未来とを断ち切った現在|刹那のくらむばかりな変身に打ちふるいながらほほえんだ。
— 有島武郎 『或る女』 青空文庫
さようなら」 牝鹿のように敏感な岡さえがいっこう注意しない葉子の健康状態を、鈍重らしい古藤がいち早く見て取って案じてくれるのを見ると、葉子はこの素朴な青年になつかし味を感ずるのだった。
— 有島武郎 『或る女』 青空文庫
其処で、追い詰められた牝鹿と獅子とのように、二人は暫らくは相対していた。
— 菊池寛 『真珠夫人』 青空文庫
彼女は、凡てを忘れて、若い牝鹿のように、逃げた。
— 菊池寛 『真珠夫人』 青空文庫
幾日も幾日も、そうした情景が続いた後、少女はとうとうその牝鹿のようにしなやかな身体を、俊寛の強い双腕に委してしまった。
— 菊池寛 『俊寛』 青空文庫
其処で、追ひ詰られた牝鹿と獅子とのやうに、二人は暫らくは相対してゐた。
— 菊池寛 『真珠夫人』 青空文庫
作例 · 標準
森の奥で、優雅な足取りで草を食む一頭の「牝鹿」と目が合った。
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「牝鹿」は子供を守るため、周囲を警戒しながら静かに移動している。
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奈良公園では、多くの「牝鹿」が観光客から鹿せんべいをもらおうと集まっている。
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