万宝
ばんぽう
名詞
標準
many treasures
文例 · 用例
多宝というくらいだから、私たちの身体には万宝が含み備わっているに違いない。
— 岡本かの子 『仏教人生読本』 青空文庫
七珍万宝、さながら灰燼となりにき」と書いてある。
— 田中貢太郎 『日本天変地異記』 青空文庫
かくて行う事久しからず、やっと十六人に施した後東昌に至り、馬万宝の隣家に宿る。
— 猪に関する民俗と伝説 『十二支考』 青空文庫
支那人は大きな牡鼠一疋を捉え小刀でそのキン玉を切り去って放てば、鼠家に満つるも殺し尽す事猫どころでないという(『増補万宝全書』巻六十)。
— 鼠に関する民俗と信念 『十二支考』 青空文庫
播州にはまた『播陽万宝智恵袋』という本もあるが、この方はたしか旧御影師範の蔵書の中にあった。
— 柳田国男 『故郷七十年』 青空文庫
その現れは、満鉄線の包囲路線となり、万宝山事件となり、あるいは憑庸大学の排日教育となり、排日、抗日は、むしろ張作霖時代よりもいっそう濃厚となり、日に日にその気勢を高めるに至り、秦少将らの企図した学良懐柔策はまったく画餅に帰したのであった。
— 河本大作 『私が張作霖を殺した』 青空文庫
豊後では宗麟が益※熱心で、府内の万宝寺を焼き、豊前の宇佐八幡宮を焼いた。
— 日本の悲劇 『鎖国』 青空文庫
城は本丸、二ノ丸、三ノ丸にわかれ、中央に八|層の天主閣が聳えていた、二|重以下は惣塗りごめ、五|重には廻廊をめぐらし、勾欄には鳳龍の彫琢、千|畳じきには七宝の柱、間ごとに万宝をちりばめてあおげば棟瓦までことごとく金箔。
— 吉川英治 『神州天馬侠』 青空文庫
作例 · 標準
海には万宝が眠っていると言われている。
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彼は万宝を手に入れるため、危険な冒険に出た。
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王の宝物庫には、数々の万宝が収められていた。
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