肥桶
こえおけ
名詞
標準
night-soil bucket
文例 · 用例
」 汚穢屋の肥桶を見ても彼は田舎で畑へ肥桶をもって行っていたことを思い出しているのだった。
— 黒島傳治 『老夫婦』 青空文庫
もう齢、六十にあまって、なお毎日、耕したり、肥桶をかついだりである。
— 黒島傳治 『小豆島』 青空文庫
親爺は、肥桶をかついだり、牛を使ったりするのを、如何にも物憂げに、困難げにしだしていた。
— 黒島傳治 『浮動する地価』 青空文庫
(コロナは三十七万二百 ※‥‥‥ ※‥‥‥ ) おや、このせきの去年のちいさな丸太の橋は、雪代水で流れたな、からだだけならすぐ跳べるんだが肥桶をどうしような。
— 宮沢賢治 『イーハトーボ農学校の春』 青空文庫
」農民一「まず肥桶一杯の水さ、この位までて言うます。
— 郷土喜劇 『植物医師』 青空文庫
」爾薩待「肥桶一つへまずこれ位ですなあ。
— 郷土喜劇 『植物医師』 青空文庫
まあ肥桶一つにこれ位入れたでしょう。
— 郷土喜劇 『植物医師』 青空文庫
いま私が証明書を書いてあげますから、これを持って薬店へ行って亜砒酸を買って肥桶一つにこれ位ぐらい入れて稲にかけるんです。
— 郷土喜劇 『植物医師』 青空文庫
作例 · 標準
昔の長屋では、肥桶を汲み取る業者が定期的に来ていた。
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歴史博物館には、かつて使われていた肥桶が展示されていた。
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肥桶を運ぶのは、重労働だったに違いない。
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