黄皮
きがわ異読 きかわ
名詞
標準
tachibana peel (oft. minced and used as a spice)
文例 · 用例
神さまは、ただ十文半の黄皮の短靴の左足は十文半の黄皮の短靴の右足こそ応わしけれ、と思し召すだけに違いない。
— 渡辺温 『アンドロギュノスの裔』 青空文庫
白衫に銀紗模様という洒落た丸襟の上着に、紅絞りの腰当をあて、うしろ髪には獅子頭の金具止め、黄皮の靴。
— 吉川英治 『新・水滸伝』 青空文庫
これが伸び切り、縮み切りになるときがわれわれの最後の日である。
— 寺田寅彦 『初冬の日記から』 青空文庫
それに、じょうひんで、手先も器用でしたから、ウマのひきがわにししゅうをすることもできました。
— ――むかしばなしの再話―― 『のろまのハンス』 青空文庫
けれども手職が出来たらしい割りにお客の取り付きがわるく、最初に生れた男の子の久禄というのは生涯音信不通で、六ツの年に他家へ遣るという有り様であった。
— 夢野久作 『あやかしの鼓』 青空文庫
みっともないわよ」私がつけてあげますよと言わんばかりだったが、そんな眼つきがわかるほどには、豹一はすれていなかった。
— 織田作之助 『青春の逆説』 青空文庫
それは兄きがわたくしの耳に口を寄せて、只|一言『モスコエストロオム』と申したからでございます。
— A DESCENT INTO THE MAELSTROM 『うづしほ』 青空文庫
京弥、下賤の色恋にまなこ眩んでいるお大名方には、この三日月形、利きがわるいと見えるわい。
— 幽霊を買った退屈男 『旗本退屈男 第十話』 青空文庫
作例 · 標準
お吸い物に、風味付けで黄皮を少々加える。
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料理の彩りに、細かく刻んだ黄皮を散らした。
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この和菓子には、爽やかな香りの黄皮が使われている。
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七味唐辛子には、乾燥させた黄皮が入っている。
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標準
yellow-dyed leather
作例 · 標準
彼の靴は、上質な黄皮で作られている。
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古代の衣装には、黄皮の装飾が施されていた。
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黄皮の小銭入れは、使うほどに味が出る。
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展示されていた鎧は、一部に黄皮が使われていた。
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