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殆毎

殆毎
名詞
1
標準
文例 · 用例
F君は殆毎日のように私の所へ遊びに来た。
森鴎外 二人の友 青空文庫
その人の弟といふのが兄貴に弁当を搬んでは、殆毎日芝居を見て来る。
折口信夫 実川延若讃 青空文庫
わたくしが帝国劇場にオペラの演奏せられるたびたび、殆毎夜往きて聴くことを娯しみとなしたのは、二十余年前|笈を負うて遠く西洋に遊んだ当時のことが歴々として思返されるが故である。
永井荷風 帝国劇場のオペラ 青空文庫
道端に荷をおろしている食物売の灯を見つけ、汁粉、鍋焼饂飩に空腹をいやし、大福餅や焼芋に懐手をあたためながら、両国橋をわたるのは殆毎夜のことであった。
永井荷風 雪の日 青空文庫
道端に荷をおろしてゐる食物売の灯を見つけ、汁粉、鍋焼饂飩に空腹をいやし、大福餅や焼芋に懐手をあたゝめながら、両国橋をわたるのは殆毎夜のことであつた。
永井荷風 雪の日 青空文庫
尚この会は八月一日第一回を開き殆毎日会して八月三十一日に至る。
高浜虚子 五百句 青空文庫
どうした時からこんなに親しくなつたのかは、はつきり想ひ浮べられなかつたが、孝一郎が学校からの帰りに、殆毎日のやうに彼の家へ寄るやうになつたのは、土地の教会で始めて生徒と先生として以外の言葉を交してから、ほんとに間のないことであつただけは確かであつた。
佐佐木茂索 ある死、次の死 青空文庫