田鶴
たず異読 たづ
名詞頻度ランク #10140 · 青空 25 例
標準
crane (bird)
文例 · 用例
東へ行けば円山公園、そこでは矢部田鶴子が、鶴雄の来るのを首を長くして待っている筈だ。
— 織田作之助 『それでも私は行く』 青空文庫
講習生の中には十人ばかりの若い女もいたが、田鶴子はその中で一番美しく発音も巧かった。
— 織田作之助 『それでも私は行く』 青空文庫
ところが、田鶴子はいつの間にどこで鶴雄の住所を調べたのか、昨日いきなり速達の手紙をよこしたのだ。
— 織田作之助 『それでも私は行く』 青空文庫
「なるほど、英語だと、恥かしいことも、案外平気で書けるわけだな」 苦笑しながら、鶴雄は家を出たのだが、しかし、はっきりと田鶴子に会うという気持はなかった。
— 織田作之助 『それでも私は行く』 青空文庫
偶数が出れば、東へ歩いて行って、円山公園で待っている田鶴子に会うつもりだったが、「5」と出た以上、もう田鶴子のことは香車で歩を払うように簡単に、黙殺だ。
— 織田作之助 『それでも私は行く』 青空文庫
二、サイコロを振って、タイピストの矢部田鶴子に会うことをよしたこと。
— 織田作之助 『それでも私は行く』 青空文庫
狂歌師には勝田諸持とその子福太郎と、室田鶴寿、石橋真国がある。
— 森鴎外 『細木香以』 青空文庫
石崎、和倉、奥の原、舟尾、田鶴浜、白浜を左に、能登島を正面に、このあたりの佳景いわむ方なし。
— 泉鏡花 『河伯令嬢』 青空文庫
作例 · 標準
澄み渡った冬の空を、一羽の田鶴が優雅に舞い降りてきた。
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古歌には、干潟で鳴く田鶴の声を詠んだ美しい作品が数多く残っている。
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田鶴の気高い姿は、古来より長寿と幸福の象徴として愛されてきた。
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