役金
やっきん
名詞
標準
文例 · 用例
次に寛政三年六月四日に、寄合戸田政五郎家来|納戸役金七両十二人扶持|川崎丈助の女を迎えたが、これは四年二月に逸という女を生んで、逸が三歳で夭折した翌年、七年二月十九日に離別せられた。
— 森鴎外 『渋江抽斎』 青空文庫
駄賃金は年寄役金兵衛が預かったが、その金高を聞いただけでも今度の通行のかなり大げさなものであることを想像させる。
— 第一部上 『夜明け前』 青空文庫
なお、年寄役金兵衛の名代として、隣家の養子伊之助も半蔵のあとから出かけることになっている。
— 第一部上 『夜明け前』 青空文庫
馬籠からは年寄役金兵衛の名代として、養子伊之助が来た。
— 第一部上 『夜明け前』 青空文庫
半蔵は年寄役金兵衛の付き添いで、問屋九太夫の家に一行を案内した。
— 第一部上 『夜明け前』 青空文庫
その一例として、第一部第二章の牛方事件の中には年寄役金兵衞の言葉として、『隨分一札を入れさせ』とあるのをそこへ持ち出した。
— 島崎藤村 『桃の雫』 青空文庫
五戸村役場助役金澤次郎氏開會の辭を演べ、春汀と余と演説す。
— 大町桂月 『十和田湖』 青空文庫
それで、全藩士に加役金が課されたが、難工事のために、人夫の賃銀をつぎつぎに増さなければならなかったし、すでに三回も堤が崩れたりして、工費の予算はもうぎりぎりになっていた。
— 第一部 『樅ノ木は残った』 青空文庫
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役金(やくきん)とは、江戸幕府が幕臣に支給した役職手当の1種。
出典: 役金 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0