美術書
びじゅつしょ
名詞
標準
art book
文例 · 用例
フランスの文学美術書が科学書といっしょに露店式に並べてある所がある、シャバンヌやロダンが微分積分と雑居してそれにずいぶんちりが積もっている事もある。
— 寺田寅彦 『丸善と三越』 青空文庫
この棚の前には安い小さい美術書を並べた台がある。
— 寺田寅彦 『丸善と三越』 青空文庫
焼けた材木を伝い、焼落ちた屋根の亜鉛板を踏んで、美術書の陳んでいた辺へ行くと、一列のフォリオ形の美術書が奇麗に頭を揃えて建てたなりに、丁度一本の棟木のように真黒けにソックリ其儘原形を残して焼けていた。
— 内田魯庵 『灰燼十万巻(丸善炎上の記)』 青空文庫
是等の美術書の大部分は巴黎の「リブレール・ド・ボザール」や「デューシエ」や独逸の「ヘスリンク」から此頃新着したばかりのもので、各種の図案粧飾、又は名画彫塑の複製帖等、何れも精巧鮮美、目も覚めるようなものばかりであった。
— 内田魯庵 『灰燼十万巻(丸善炎上の記)』 青空文庫
是れだけの図案美術書類は、今日の日本には普通の図書館は勿論美術専攻の如何なる研究所にさえ揃っていないと断言して宜かろう。
— 内田魯庵 『灰燼十万巻(丸善炎上の記)』 青空文庫
世界の大美術書の総数に比べたなら九牛の一毛どころか百牛の一毛にも当るまいが、シカモ世界の文献に乏しい日本では此の百牛の一毛なり万牛の一毛なりの美術書でさえが猶お貴重せざるを得なかった。
— 内田魯庵 『灰燼十万巻(丸善炎上の記)』 青空文庫
スチュヂオやアート・ヂャーナルの増刊やマイステル・デア・ファーベや其他各種の美術書は凡そ一千部以上も焼燼した。
— 内田魯庵 『灰燼十万巻(丸善炎上の記)』 青空文庫
此種の美術書の焼失は金銭の問題では無い。
— 内田魯庵 『灰燼十万巻(丸善炎上の記)』 青空文庫
作例 · 標準
休日の午後は、図書館で分厚い美術書を読みふけるのが好きだ。
幻辭AI · gemini-2.5-flash
彼は、世界中の美術書を集めるのが趣味だ。
幻辭AI · gemini-2.5-flash
この美術書には、印象派の巨匠たちの作品が多数収録されている。
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ウィキペディア
美術書(びじゅつしょ)とは、書籍の中でも美術を主題とする書籍の総称。その編集形式はさまざまであるが、写真で作品の詳細を伝えるために大版、高価になるものが多い。
出典: 美術書 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0