御邪魔
おじゃま
名詞
標準
文例 · 用例
いえね、ひょっと妾と入れ違いに帰って居るかも知れないから」 「妾もう失礼しますよ、源兵衛さん、御邪魔しました」 「あ、お帰りかね」 「さようなら」S=茶店の表 お勘婆さん、帰って行く。
— 山中貞雄 『森の石松』 青空文庫
爺っつあん、夜中突然に御邪魔して本当に済まなかった。
— 山中貞雄 『森の石松』 青空文庫
」「アイ御邪魔でございます。
— 寺田寅彦 『鴫つき』 青空文庫
(憚様ですがちょいとそうおっしゃって下さいましな、またお客様で御邪魔だと悪うございます。
— 泉鏡花 『三枚続』 青空文庫
」と座蒲団を撥ねて、「これは早朝から御邪魔申しました。
— 泉鏡花 『貧民倶楽部』 青空文庫
」「へえ、御邪魔なら、どうも失礼で。
— 北原白秋 『フレップ・トリップ』 青空文庫
それでは御邪魔を致しませうと漸くおれの云ふ事を聞いて呉れた。
— 夏目金之助 『坊っちやん』 青空文庫
私も近頃は寧ろ閑な方ですから、又御邪魔に出ますから」と丁寧に挨拶をした。
— 夏目漱石 『門』 青空文庫