旗立て
はたたて
名詞
標準
文例 · 用例
家庭の女には東洋の深い皺が彫刻されたように滲みこんでいます)私達は最初土人街のネパール女のエキゾティズムに感歎するのですが、その感歎はまるで波斯をセイロンの旗立てた漁船みたいな潜航艇で潜航しているようなものなのです。
— 吉行エイスケ 『孟買挿話』 青空文庫
緑と紅にて彩どりし花毛氈を敷詰めたる一室の正面には大なる硝子窓ありて、異国の旗立てし四、五|艘の商船海上に泛びたるさまを見せたり。
— 永井荷風 『江戸芸術論』 青空文庫
十二時すぎ、NHKの旗立てた吉川旦那の車で、吉川・阿木と順に落して、送って貰ふ。
— 昭和三十三年 『古川ロッパ昭和日記』 青空文庫