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やり過ごす

やりすごす
動詞-五段-サ行動詞-他動詞
1
標準
to let (something or someone) go past
文例 · 用例
立停り、様子をうかがって、巧くやり過ごす
中島敦 光と風と夢 青空文庫
洋服姿の田川夫妻がはっきりと見分けがつくほどの距離に進みよっていたので、さすがに葉子もそれを見て見ぬふりでやり過ごす事は得しなかった。
有島武郎 或る女 青空文庫
かれ猫々は、その夜すっかり酔っぱらってあそこを通りかかったが、どうにも身体が思うようにならず、そこでしばらく時間をやり過ごすことにして、ふらふらと足を踏みこんだのがあの公園。
海野十三 烏啼天駆シリーズ・4 暗号の役割 青空文庫
と、スルリと家の蔭から頭巾を冠った着流しの武士が、擦れ違うように現われたがつと老人をやり過ごすと、クルリと振り返って呼び止めた。
国枝史郎 三甚内 青空文庫
此処で夕立をやり過ごすかな、彼は一寸斯く思うたが、こゝに何時霽れるとも知らぬ雨宿りをすべく彼の心はとく四里を隔つる家に急いで居た。
徳冨健次郎 みみずのたはこと 青空文庫
兵馬は木蔭からそれをもやり過ごすと、それからの山路はまた静かなものになってしまいました。
お銀様の巻 大菩薩峠 青空文庫
「まだ嬉しいんでしょう」 津田は軽く砂を揚げて来る風を、じっとしてやり過ごす時のように、おとなしくしていた。
夏目漱石 明暗 青空文庫
平次は丁寧に挨拶してやり過ごす外はありません。
邪戀の償ひ 錢形平次捕物控 青空文庫
2
標準
to do too much
やり過ごす(やりすごす) — 幻辞.com