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長嘯

ちょうしょう
名詞
1
標準
文例 · 用例
この句は「酒肆に詩うたふ」によって、如何にも秋風に長嘯するような感じをあたえ、詩としての純粋感銘をもち得るのである。
萩原朔太郎 郷愁の詩人 与謝蕪村 青空文庫
もう一人は悠然としてズボンのかくしに手を入れ空を仰いで長嘯漫歩しているふぜいである。
寺田寅彦 LIBER STUDIORUM 青空文庫
偶因狂疾成殊類  災患相仍不可逃今日爪牙誰敢敵  當時聲跡共相高我爲異物蓬茅下  君已乘※氣勢豪此夕溪山對明月  不成長嘯但成※ 時に、殘月、光冷やかに、白露は地に滋く、樹間を渡る冷風は既に曉の近きを告げてゐた。
中島敦 山月記 青空文庫
偶因狂疾成殊類 災患相仍不可逃   今日爪牙誰敢敵 当時声跡共相高   我為異物蓬茅下 君已乗※気勢豪   此夕渓山対明月 不成長嘯但成※ 時に、残月、光|冷やかに、白露は地に滋く、樹間を渡る冷風は既に暁の近きを告げていた。
中島敦 山月記 青空文庫
」幽斎の記にも「思ひしにはかはりたる小河のあさき流なり」と云ひ、長嘯子の記にも「水さへかれはてて昔のあとといふばかりなり」と云つてあるを引いて、其末に蘭軒は記した。
森鴎外 伊沢蘭軒 青空文庫
「豆日草堂集、茶山先生来、服栗陰長嘯絶妙、前聯及之。
森鴎外 伊沢蘭軒 青空文庫
独坐幽篁裏、弾琴復長嘯、深林人不知、明月来相照。
夏目漱石 草枕 青空文庫
無帽の老人ひとり佇みて杖に倚り天を仰いで長嘯す。
河上肇 閉戸閑詠 青空文庫