内諾
ないだく
名詞動詞-サ変動詞-他動詞
標準
informal consent
文例 · 用例
秋の除目に源氏を太政大臣に任じようとあそばして、内諾を得るためにお話をあそばした時に、帝は源氏を天子にしたいかねての思召しをはじめてお洩らしになった。
— 薄雲 『源氏物語』 青空文庫
丑村刑事の尽力と署長の好意によって、彼は彼女との対面を許されたばかりでなく、警察の妨害をしない限り現場捜査に携ってもよいという内諾を得た。
— 小酒井不木 『好色破邪顕正』 青空文庫
まだ千鶴子の家の方の確かな内諾もないときに、ひとり急いでは、失敗のときの自分の責め苦を引き受ける心算でいても、そのため母にまで与える苦痛を思い、矢代は手綱をひき緊めてかかりたかった。
— 横光利一 『旅愁』 青空文庫
」「いいえ、福岡、宇和島、南部の三公から、御願いがござりまして、閣老において、御内諾とのことにござります」 久光は、じっと、用人の顔を、見ていたが「それでは、父が、厭じゃと申した時に、何うもならんではないか?
— 直木三十五 『南国太平記』 青空文庫
それから、ピッコロミリ夫人を通じて、萱野家へ婚約の内諾を与へることにし、梨枝子にも、その旨を伝へた。
— 岸田國士 『落葉日記』 青空文庫
明日と確定した囚人の死刑執行猶予……大問題である、彼は余儀なく大統領に謁見を申込んで、真の連判状が手に入れば二人の生命は許してもいいとの内諾を得た。
— モウリス・ルブラン 『水晶の栓』 青空文庫
第四、その代わりにマルファは時々わたしが小間使に手を出すことを許すが、しかし、これも彼女の内諾によらなければならぬこと。
— フョードル・ミハイロヴィッチ・ドストエフスキー 『罪と罰』 青空文庫
帯刀のことを、願い出ましたところ、老公がなんだといわないばかりで、てまえが、西山荘さまのお内諾でと、かさねて申しますと、いきなり縁先から蹴落して……これこの通りでございます) と、腰をなでてざん訴した。
— 吉川英治 『梅里先生行状記』 青空文庫
作例 · 標準
外交問題に集中するため、国家はまず内治の安定を図るべきだ。
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内治の混乱は、しばしば国際社会からの信頼低下を招く。
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彼は内治の改革に力を入れ、国民の生活水準向上を目指した。
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