縷々
るる
副詞副詞-と形容詞-たる頻度ランク #10135 · 青空 182 例
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文例 · 用例
ああ、もう東京はいやだ、殺風景すぎる、僕は北京に行きたい、世界で一ばん古い都だ、あの都こそ、僕の性格に適しているのだ、なぜといえば、――と、れいの該博の知識の十分の七くらいを縷々と私に陳述して、そうして間もなく飄然と渡支した。
— 太宰治 『佳日』 青空文庫
」と、あたかも死を賭にしたこの難境は、将来のその楽のために造られた階梯であるように考えるらしく、絶望した窮厄の中に縷々として一脈の霊光を認めたごとく、嬉しげに且つ快げにいって莞爾とした。
— 泉鏡花 『黒百合』 青空文庫
悪臭|縷々来りて人を襲えり。
— 泉鏡花 『貧民倶楽部』 青空文庫
幹事さんの中には冬のモーニングを着て、汗だくでふうふう言いながらビールを飲んでた方もあったわ」 お雛妓らしい観察を縷々述べ始めた。
— 岡本かの子 『雛妓』 青空文庫
女房、俄かに上気し、その筋書を縷々と述べ、自らの説明に感激しむせび泣く。
— 太宰治 『小説の面白さ』 青空文庫
吶々として、しかも沈着に、純真に、縷々この意味の数千言を語ったのが、轟々たる汽車の中に、あたかも雷鳴を凌ぐ、深刻なる独白のごとく私たちの耳に響いた。
— 泉鏡花 『唄立山心中一曲』 青空文庫
また、死といえば蟻、螻蛄、羽虫になっても縷々と転生してしまう暢気極まる死です。
— 岡本かの子 『生々流転』 青空文庫
彼はそれを誰彼に示しては、關西辯で縷々として不平を陳べるのである。
— 中島敦 『かめれおん日記』 青空文庫
作例 · 標準
彼は事件の経緯を縷々と説明したが、話が長すぎて要点が掴めなかった。
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祖母は、戦争中の体験を私たちに縷々と語って聞かせた。
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報告書には、調査で判明した事実が縷々と書き連ねられていた。
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標準
unceasing
作例 · 標準
川の水は縷々として流れ、海へと注いでいる。
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彼の創作意欲は縷々として尽きることがない。
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遠くから聞こえてくる祭りの笛の音が、縷々として夜空に響いていた。
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