生蕎麦
きそば
名詞
標準
文例 · 用例
」 十三「生蕎麦、もりかけ二銭とある……場末の町じゃな。
— 泉鏡花 『白金之絵図』 青空文庫
橋の畔に佇立んで往来を眺めると、雪に濡れた名物|生蕎麦うんどんの旗の下には、人が黒山のように群っておりました。
— 島崎藤村 『旧主人』 青空文庫
橋の畔に佇立んで往来を眺めると、雪に濡れた名物生蕎麦うんどんの旗の下には、人が黒山のように群っておりました。
— 島崎藤村 『旧主人』 青空文庫
岸本が帰国の祝いとして、生蕎麦の盛二つずつ出た。
— 島崎藤村 『新生』 青空文庫
蕎麦は硬い方がよいなどと通人のような「キザ」なことをいって、生蕎麦を食って喜んでいる人もあるというから、人はさまざまであります。
— 村井政善 『蕎麦の味と食い方問題』 青空文庫
蕎麦は二番粉の生蕎麦に限る、滝野川の籔忠か池ノ端の蓮玉庵だと言っていた良人のことが思い出された。
— 矢田津世子 『茶粥の記』 青空文庫