目に入る
めにはいる
表現動詞-五段-ラ行
標準
to catch sight of
文例 · 用例
老人の坐っているところは、それが往来の目に入るにはあまりに近すぎた。
— 梶井基次郎 『冬の日』 青空文庫
父親の医者というのは、頬骨のとがった髯の生えた、見得坊で傲慢、その癖でもじゃ、もちろん田舎には刈入の時よく稲の穂が目に入ると、それから煩う、脂目、赤目、流行目が多いから、先生眼病の方は少し遣ったが、内科と来てはからッぺた。
— 泉鏡花 『高野聖』 青空文庫
つい、気がつかずにいたけれど、この紫色の鉛筆は、粉が目に入ると、目が潰れて、見えなくなってしまうんですって。
— 泉鏡花 『わか紫』 青空文庫
「殿下には、なにかがあまりはっきりお目に入るのが、ご病気だということにしょうちいたしておりますが、もうそれならばとうにご全快です。
— SKYGGEN 『影』 青空文庫
蟲 散文詩といふよりは、むしろコントといふ如き文學種目に入るものだらう。
— 萩原朔太郎 『宿命』 青空文庫
プールが目に入ると、復一はひやりとして、心臓は電撃を受けたような衝動を感じた。
— 岡本かの子 『金魚撩乱』 青空文庫
今得たまどかな気分は忽ち破壊せられたので、不安の眸を放つて、市街ををちこちと見廻はしてゐると、斜日に照らされて、夢の如く浮び出てゐるニコライの銀灰の壁が目に入る……神田の古風な大時計がぢん、ぢん……と四時をうつ。
— 木下杢太郎 『市街を散歩する人の心持』 青空文庫
父親の医者といふのは、頬骨のとがつた髯の生へた、見得坊で傲慢、其癖でもぢや、勿論田舎には苅入の時よく稲の穂が目に入ると、それから煩らう、脂目、赤目、流行目が多いから、先生眼病の方は少し遣つたが、内科と来てはからつぺた。
— 泉鏡太郎 『高野聖』 青空文庫
作例 · 標準
散歩中に、道端に咲く小さな花がふと目に入った。
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本を読んでいたら、ページの隅に書き込まれた走り書きが目に入った。
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テレビを見ていると、偶然昔の友人が出演しているのが目に入り、驚いた。
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