生まれついて
うまれついて
名詞-の形容詞
標準
natural
文例 · 用例
子供は名を六蔵と呼びまして、田口の主人には甥に当たり、生まれついての白痴であったのです。
— 国木田独歩 『春の鳥』 青空文庫
「元来僕はね、一度友達に図星を指されたことがあるんだが、放浪、家をなさないという質に生まれついているらしいんです。
— 梶井基次郎 『ある崖上の感情』 青空文庫
気強く生まれついていたので、なまじい互いに知り合った村で、惨めな姿を見られているよりも、見ず知らずの他国の方がずっと自由であり、初めて働き効のあるような気がするのであった。
— 徳田秋声 『縮図』 青空文庫
パーソナルコンピューターが、生まれついての鬼っ子で、わけのわからない大衆の海から生まれてきたのに対し、ワークステーションは従来のコンピューター文化をかなり従順に引き継いでいる。
— 富田倫生 『青空のリスタート』 青空文庫
このねたを日本の高座にかけるさい、客の顔色を見て受けを狙うような真似も、生まれついてのツッパリとおぼしき師匠はやっちゃいない。
— 富田倫生 『青空のリスタート』 青空文庫
一九八二年二月に設立されたサン・マイクロシステムズは、生まれついての理想主義者である。
— 富田倫生 『青空のリスタート』 青空文庫
けれども人間には生まれついて、結婚のできない不具もあるし。
— 夏目漱石 『三四郎』 青空文庫
頼家 予は生まれついての性急じゃ。
— 岡本綺堂 『修禅寺物語』 青空文庫
作例 · 標準
例句