門前払い
もんぜんばらい
名詞動詞-サ変動詞-他動詞頻度ランク #30018 · 青空 28 例
標準
turning someone away (at the front door)
文例 · 用例
先発宿|定めの佐十さんが南摩ホテルで拒絶され、釜屋で門前払いを食い、ようやくにして佐野屋という変梃な家の二階と決まる。
— 井沢衣水 『本州横断 痛快徒歩旅行』 青空文庫
夏目さんは人によってあるいは門前払いをしたり仏頂顔したりするというが、それも本当だろう。
— 内田魯庵 『温情の裕かな夏目さん』 青空文庫
が、官僚|気質の極めて偏屈な人で、容易に人を近づけないで門前払いを喰わすを何とも思わないように噂する人があるが、それは鴎外の一面しか知らない説で、極めてオオプンな、誰に対しても城府を撤して奥底もなく打解ける半面をも持っていたのは私の初対面でも解る。
— 内田魯庵 『鴎外博士の追憶』 青空文庫
わたくしは門前払いを喰っただけでしたが、寅吉は命を取られてしまいました。
— 新カチカチ山 『半七捕物帳』 青空文庫
銀行には門前払いを食わされ、部品店からも色好い返事はもらえなかった。
— 富田倫生 『パソコン創世記』 青空文庫
門前払い同様にしたといわれ、ずっと前の家では格子戸を閉てきり、水をぶっかけようとしたこともあるという。
— 長谷川時雨 『松井須磨子』 青空文庫
重犯などでなくちょっとした盗みなどをした仲間下部などは、一日か二日|後手に縛って、邸内の人の立集う所にさらして置き、十分諸人に顔を見知らせた上で、『門前払い』即ち追払ってしまう例である。
— 内藤鳴雪 『鳴雪自叙伝』 青空文庫
しかし瀾水氏も正直な人間で、その後岡野知十氏に対しても、最初門前払いを喰ったという怒りから、或る雑誌で散々攻撃したが、一度知十氏に歓迎されたので、忽ち角を折って、反対に賞讃する事にせなった。
— 内藤鳴雪 『鳴雪自叙伝』 青空文庫
作例 · 標準
アポなしで社長に直談判しに行ったが、秘書に冷たく門前払いを食らってしまった。
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夜遅くに友人の家を訪ねたが、家族に迷惑だと言われて門前払いされた。
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その高級クラブは一見さんお断りで、紹介がない客は入り口で門前払いされる。
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標準
rejecting without consideration
作例 · 標準
せっかく新しい企画案を持っていったのに、課長は中身も見ずに門前払いした。
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彼女に復縁を迫ったが、LINEをブロックされ、事実上の門前払いを受けた。
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その政党は、若手議員からの改革案を門前払いし、旧態依然とした体制を維持した。
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標準
being chased away from a magistrate's office's gate (lightest punishment during the Edo period)
作例 · 標準
江戸時代の刑罰には、武士の面目を保ちつつも追放を意味する門前払いという処分があった。
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軽微な罪を犯した者が、奉行所の門から追い出される門前払いの刑に処された記録が残っている。
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「門前払い」という言葉は、現代では拒絶を意味するが、かつては法的な罰則の一つだった。
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