少府
しょうふ
名詞
標準
文例 · 用例
(越中送張少府帰秦中) 拾つて見ればこの程度のものに過ぎぬが、残つてゐる詩が極めて少いので、これだけのものでも特に目に着く。
— 河上肇 『閑人詩話』 青空文庫
尚方とは少府の管下の、宮中の御用品を制作することを掌どる官省で、令はその長官である。
— 桑原隲藏 『紙の歴史』 青空文庫
冷光院殿前少府…… 雪の下から碑面の文字があらわれて来るのだった。
— 吉川英治 『新編忠臣蔵』 青空文庫
侍中少府に奉仕し、つねに朝廷の式微を嘆き、同志の韋晃と血をすすり合って、「いつかは」と、時節を期していたところが、この情勢なので、当然、大きな衝動をうけ、「われら漢朝の旧臣たるもの、豈、曹操と共に大悪をなすべけんや」 と、ひそかに友の韋晃に心中を洩らしていた。
— 図南の巻 『三国志』 青空文庫