季節外れ
きせつはずれ
形容動詞名詞-の形容詞名詞頻度ランク #42617 · 青空 0 例
標準
unseasonable
文例 · 用例
父親が死んで間もなく、季節外れの扇子など持った男が不意に来て、縁談だった。
— 織田作之助 『婚期はずれ』 青空文庫
季節外れや走りの鰯をたべたがるからだ。
— 織田作之助 『俗臭』 青空文庫
彼はその気持から、夫人が好きだといった、季節外れの蟹を解したり、一口|蕎麦を松江風に捏ねたりして、献立に加えた。
— 岡本かの子 『食魔』 青空文庫
二度と再び舞い上れぬよう、その季節外れの扇をうぬが眼から出た火で焼き捨ててくれるわ。
— 織田作之助 『猿飛佐助』 青空文庫
しかし勘当されたとなると、もうどこも雇ってくれるところはなし、といって働かねば食えず、二十五歳の秋には、あんなに憧れていた夜店で季節外れの扇子を売っている自分を見出さねばならなかったとは、何という皮肉でしょう。
— 織田作之助 『アド・バルーン』 青空文庫
餌は、生徒等に季節外れの蠅でも探して持つて來させれば、どうにかなるだらう、といふことになる。
— 中島敦 『かめれおん日記』 青空文庫
季節外れの扇子などを持っていた。
— 織田作之助 『青春の逆説』 青空文庫
豹一が意味を了解しかねるような言葉や、季節外れの花の名も紀代子の口から飛び出した。
— 織田作之助 『青春の逆説』 青空文庫
作例 · 標準
「うわっ、この時期に台風が接近するなんて、とんだ季節外れの客が来たもんだね」
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10月に入っても真夏日が続き、街中では季節外れの半袖姿で歩く人々が目立つ。
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朝晩が急に冷え込んできたので、押し入れの奥から季節外れにならないよう厚手の毛布を引っ張り出した。
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