湾外
わんがい
名詞名詞-の形容詞
標準
beyond the bay
文例 · 用例
湾外の出嶋の瀬戸にかかるとそこらの小嶋が海猫の群居でまつ白だ。
— 高村光太郎 『気仙沼』 青空文庫
二三十年前までは数十頭雑居して奇観を呈してゐたのであるが、近所に砲台ができ、また軍艦が集つて来て実弾演習をやつて、海の中へ水柱を盛んに立てるものだから、アシカは驚いて次第に湾外へ逃げ出してしまつた。
— 佐藤垢石 『東京湾怪物譚』 青空文庫
第一は首府クリスチャニア市 人口二十二万六千五百人第二はベルゲン市 人口八万六千人第三はトロンヘイム市 人口三万八千二百人 市街は一面湾を抱き、三面丘山をめぐらし、湾外は群嶼屏立し、すこぶる風致に富む。
— 井上円了 『南半球五万哩』 青空文庫
紋都湾外艇、終夜泝長江、汽笛時驚夢、舞城入暁窓。
— 井上円了 『南半球五万哩』 青空文庫
(紋都市の湾外に船をすすめ、さらに夜明けまでラプラタ川をさかのぼる。
— 井上円了 『南半球五万哩』 青空文庫
ただし、海湾外に開き激浪襲来のおそれあれば、良港とはいい難し。
— 井上円了 『南半球五万哩』 青空文庫
すぐ船手の勢を組んで、あの寺船を、湾外へ追ッ払え」 しかし、そのときはもう美田院の荒磯のほうから二人の僧をとりかこんだ一群の兵が、ついそこへ見えていたのだった。
— 八荒帖 『私本太平記』 青空文庫
虎口に似た湾外へ、寺船の帆はうすれ出している。
— 八荒帖 『私本太平記』 青空文庫
作例 · 標準
湾外に出ると急に波が高くなり、小型船の甲板には激しいしぶきが飛び込んできた。
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「湾外での漁は天候の変化が激しいから、いつも以上に細心の注意を払う必要がある」
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大型のクジラが湾外を回遊している姿が、観光船の乗客によって確認された。
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