玉の汗
たまのあせ
表現名詞
標準
beads of sweat
文例 · 用例
」 白玉の汗が音もなく滴り落ちて大地に散り浸む。
— 岡本かの子 『花は勁し』 青空文庫
」と力声を出して、白玉の汗をきらり/\滴らしてゐる。
— 岡本かの子 『花は勁し』 青空文庫
敵も流石に土民ではない、柳沢隆綱等は、此処を堪えでは、と熱湯の玉の汗になって防ぎ戦った。
— 幸田露伴 『蒲生氏郷』 青空文庫
――それで、壁の鏡をのぞいて見ると僕の額は玉の汗だ。
— 牧野信一 『小田原の夏』 青空文庫
顔色は土気色、額には玉の汗が光り、手も震えて狩猟鞭も嵐に揺れる小枝のようだ。
— SILVER BLAZE 『シルヴァブレイズ』 青空文庫
その後見を勤める師匠の額にも玉の汗がころげていた。
— 少年少女の死 『半七捕物帳』 青空文庫
娘の額からは玉の汗が流れた。
— 牧野信一 『パンアテナイア祭の夢』 青空文庫
しかし衆僧をあつめて読経の最中に、大導師の阿闍梨がなにを見たのか、急に顔の色を変えて額に玉の汗をながして、数珠の緒を切って投げ出して、壇からころげ落ちたというのが事実であるらしかった。
— 岡本綺堂 『玉藻の前』 青空文庫
作例 · 標準
猛暑の中、工事現場の人々は額に玉の汗を浮かべて作業していた。
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サウナから出てきた彼の体には、びっしりと玉の汗が光っている。
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緊迫した会議の最中、プレゼンターの鼻先には玉の汗が滲んでいた。
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