快戦
かいせん
名詞
標準
文例 · 用例
翌朝、久しぶりで肉薄来襲した敵を迎えて漢の全軍は思いきり快戦した。
— 中島敦 『李陵』 青空文庫
川越の夜戦は、北條氏康が寡兵を以て両上杉八万の大軍を撃破した快戦だが、その古戦場が直ぐ東京の近くにありながら、殆んど世人に忘れられてゐるのは、北條氏が亡んでしまつた為めかも知れない。
— 菊池寛 『二千六百年史抄』 青空文庫
世評は何といおうと、謙信自身にとっては、絶対な道と二なき戦法を以てしたことは快戦だったにちがいない。
— 吉川英治 『上杉謙信』 青空文庫