新聞小説
しんぶんしょうせつ
名詞
標準
novel serialized in a newspaper
文例 · 用例
その感じはちょうどおめでたい新聞小説と恐ろしい罪悪を主題とした傑作とを読み比べる時のそれとよく似たものである。
— 寺田寅彦 『漫画と科学』 青空文庫
それにはいわゆる新聞小説よりももっとおもしろくて上等でかつ有益な小説もあろうし、風聞録の代わりになるもっとまとまった読み物もあるだろう。
— 寺田寅彦 『一つの思考実験』 青空文庫
武田さんでなければ書けない新聞小説だと思ったのだ。
— 織田作之助 『武田麟太郎追悼』 青空文庫
新聞小説としては面白い作品とは言えなかったであろう。
— 織田作之助 『武田麟太郎追悼』 青空文庫
「縮図」は都新聞(今の東京新聞)にのった新聞小説だが、このようなケレンのない新聞小説を読むと、僕は自分の新聞小説が情けなくなって来る。
— 織田作之助 『文学的饒舌』 青空文庫
それからだ……」十 小田は、こんどの「それでも私は行く」という新聞小説で、本当にあったことを、そのまま、ルポルタージュ式に、出来るだけ小田自身の想像を加えずに書き、場所も人物も実在のまま使うという奇妙な計画を樹てていた。
— 織田作之助 『それでも私は行く』 青空文庫
夕刊新聞小説は通俗小説でなくっちゃ読まれないし、だいいちこう偶然が多くっちゃね」「すると、小郷は必らず殺されるんですね」「まアね」「しかし、現実に殺されないとしたら、どうします……?
— 織田作之助 『それでも私は行く』 青空文庫
秀才、はざま貫一、勉学を廃止して、ゆたかな金貸し業をこころざしたというテエマは、これは今のかずかずの新聞小説よりも、いっそう切実なる世の中の断面を見せて呉れる。
— ――当りまえのことを当りまえに語る。 『もの思う葦』 青空文庫
作例 · 標準
毎日連載される新聞小説を読むのが、母の楽しみの一つだった。
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夏目漱石の新聞小説は、今でも多くの人に読まれている。
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彼は新聞小説の挿絵画家として、長年活躍した。
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