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濃藍色

のうらんしょく
名詞名詞-の形容詞
1
標準
dark indigo
文例 · 用例
時時にその濃藍色が群青に柔金に瓏銀に変幻した。
――震災手記断片―― 竹林生活 青空文庫
道の右側は、甘蔗畑が緑の緩やかな起伏を見せてずっと北迄続き、その果には、燃上る濃藍色の太平洋が雲母末のような小皺を畳みながら、円く大きく膨れ上っていた。
中島敦 光と風と夢 青空文庫
外海の濃藍色とは全然違つて、堡礁内の水は、乳に溶かした翡翠だ。
――ミクロネシヤ巡島記抄―― 環礁 青空文庫
外海の濃藍色とは全然違って、堡礁内の水は、乳に溶かした翡翠だ。
――ミクロネシヤ巡島記抄―― 環礁 青空文庫
丁度西風の吹き始めた季節で、黒ずんで見ゆるその濃藍色の大きな瀬の上にあまねくこまかな小波の立ち渡つてゐるのが美しくも寂しかつた。
島三題 樹木とその葉 青空文庫
其處へなほ一層の濃藍色でくつきりと浮き出てゐるのが富士山であるのだ。
地震日記 樹木とその葉 青空文庫
それは兎もあれ、十六の初旅に小蒸汽や赤い商船のかげに見た門司の海の凄いほど透きわたつた濃藍色はどんなに私をして新しい西洋の香に噎ばしめたであらう。
北原白秋 思ひ出 抒情小曲集 青空文庫
渚では逆巻く濃藍色の背景の上で、子供が二人湯気の立った芋を持って紙屑のように坐っていた。
横光利一 春は馬車に乗って 青空文庫
作例 · 標準
夜空は濃藍色に染まり、星々が瞬いていた。
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彼女は濃藍色の着物を身につけ、上品な雰囲気を醸し出していた。
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「この濃藍色のインク、深い色合いで素敵だね!」と彼は言った。
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