霊験あらたか
れいげんあらたか異読 れいけんあらたか
形容動詞
標準
miraculous
文例 · 用例
この島四国めぐりは、霊験あらたかであると云い伝えられている。
— 黒島傳治 『海賊と遍路』 青空文庫
浄行大菩薩といい、境内の奥の洗心殿にはいっているのだが、霊験あらたかで、たとえば眼を病んでいる人はその地蔵の眼に水を掛け、たわしでごしごし洗うと眼病が癒り、足の悪い人なら足のところを洗うと癒るとのことで、阿呆らしいことだけれど年中この石地蔵は濡れている。
— 織田作之助 『大阪発見』 青空文庫
彼女がこうして諸人の信仰や尊敬をうけるようになったのは、弁財天の霊験あらたかなるに因ること勿論で、二、三年前にもこういう実例があった。
— 蝶合戦 『半七捕物帳』 青空文庫
かれらは今更のように弁財天の霊験あらたかなるに驚嘆して、信心いよいよ胆に銘じた。
— 蝶合戦 『半七捕物帳』 青空文庫
さあ、こうなれば諸人の信仰は愈々増して、弁天様の霊験あらたかであるという評判がいよいよ高くなる。
— 蝶合戦 『半七捕物帳』 青空文庫
彼らは霊験あらたかな神の前に捧げられた人身御供のように、純な犠牲的な感情をもって忠直卿に対していた。
— 菊池寛 『忠直卿行状記』 青空文庫
」「くやしかろうと思えばこそ、霊験あらたかなあごをなでてやるといってるんだ。
— 七七の橙 『右門捕物帖』 青空文庫
よく見ておきな」 いいつつ、霊験あらたかなあのあごをそろりそろりとなでながら、小さいからだをいよいよちぢめて立ちすくんでいる若者のほうを上から下までじろじろと見ながめていましたが、まことに恐ろしいともあざやかともいいようのない右門流でした。
— 幽霊水 『右門捕物帖』 青空文庫
作例 · 標準
霊験あらたかな仏像として知られるその秘仏は、数十年に一度しか公開されない。
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厄年なので、霊験あらたかと評判の神社でお祓いを受けて、気持ちがすっきりした。
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山奥にあるその祠は、古くから霊験あらたかな祈祷の場として村人たちに大切に守られてきた。
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