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家続き

いえつづき
名詞
1
標準
row of houses
文例 · 用例
ざっとこれがために、半月悩んで、ようよう杖を突いて散歩が出来るようになりますと、籠を出た鳥のように、町を、山の方へ、ひょいひょいと杖で飛んで、いや不恰好な蛙です――両側は家続きで、ちょうど大崩壊の、あの街道を見るように、なぞえに前途へ高くなる――突当りが撞木形になって、そこがまた通街なんです。
泉鏡花 草迷宮 青空文庫
片側は、右のその物置に、ただ戸障子を繋合わせた小家続き
泉鏡花 陽炎座 青空文庫
……水道尻まで家続きだけれども、裏手、廂合が連るばかり、近間に一ツも明が見えぬ、陽気な座敷に、その窓ばかりが、はじめから妙に陰気で、電燈の光も、いくらかずつそこへ吸取られそうな気勢がしていた。
泉鏡花 吉原新話 青空文庫
それからは家続きで、ちょうどお町の、あの家の背後に当る、が、その間に寺院のその墓地がある。
泉鏡花 白金之絵図 青空文庫
間四里、聞えた加賀の松並木の、西東あっちこち、津幡まではほとんど家続きで、蓮根が名産の、蓮田が稲田より風薫る。
泉鏡花 星女郎 青空文庫
然し庭が広いので、余所へ知れる心配はなく、実際友江さんが、家続きの土蔵に監禁されて居ることを知って居るものは信之と沢の外には一人もありませんでした。
小酒井不木 暴風雨の夜 青空文庫
停留場までの道は狭い町家続きで、通る時に主人の挨拶をする店は大抵極まっている。
森鴎外 あそび 青空文庫
横手村と謂つても、町とは人家続きになつて居て、十|町と隔つては居なかつた。
田山花袋 父の墓 青空文庫
作例 · 標準
その港町では、古い木造の家続きが海沿いに延々と続いており、絵になる風景を作り出していた。
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再開発により、かつての家続きの町並みは姿を消し、高層マンションが立ち並ぶようになった。
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大雨による河川の氾濫で、川沿いにあった家続きの低層住宅に浸水被害が出た。
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子供の頃、裏通りには日当たりの良い家続きがあり、夏には子供たちの賑やかな声が響いていた。
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