何時に無く
いつになく
副詞
標準
unusually
文例 · 用例
さうして、無口な私が何時に無く多くを松江さんに向つて語つたやうであつた。
— 附 満蒙の歌 『満蒙遊記』 青空文庫
そう言えば、先刻、俺が降りて来た時、諏訪は何時に無く陽気ではしゃいでいた様だ……。
— 森本薫 『華々しき一族』 青空文庫
ところでAはいつになく和んでゐるのだ。
— 中原中也 『心理的と個性的』 青空文庫
馬場はいつになくはればれと微笑み、私の肩をぽんと叩いて、「日本で一番よいまちだ。
— 太宰治 『ダス・ゲマイネ』 青空文庫
いつになく少しはにかんだような笑顔を見せて軽く会釈しながらいそいそ奥へはいった。
— 寺田寅彦 『まじょりか皿』 青空文庫
民子はこの日はいつになく高笑いをし元気よく遊んだ。
— 伊藤左千夫 『野菊の墓』 青空文庫
いつになく元|たM会社員の青木さんは、山の手のある靜かな裏通りにある我家の門口をはひると、今まで胸に包んでゐたうれしさを一|時に吐き出すやうにはしやいだ声で奧さんの名を呼んだ。
— 南部修太郎 『夢』 青空文庫
」いつになく藤二はいやがった。
— 黒島伝治 『二銭銅貨』 青空文庫
作例 · 標準
いつもは何度起こしても起きない息子が、今朝は何時に無くすんなりとベッドから出てきた。
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部長が何時に無く上機嫌で、残業しているチームのメンバー全員に高級な寿司を奢ってくれたんだ。
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連休の最終日なのに何時に無く高速道路が空いていたので、予定より二時間も早く自宅に到着してしまった。
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