鷹の羽
たかのは
名詞
標準
文例 · 用例
鷹の羽の定紋うつた輕い幌馬車は、若い主人を乘せて、停車場から三里のみちを一散にはしつた。
— 太宰治 『陰火』 青空文庫
「鳥の羽ですね」「どうも鷹の羽らしい。
— 鷹のゆくえ 『半七捕物帳』 青空文庫
たしかに、鷹の羽でございます」「そうすると鷹があの木の上に降りて来て……」と、半七は銀杏のこずえを指さした。
— 鷹のゆくえ 『半七捕物帳』 青空文庫
木の下に鷹の羽は落ちている。
— 鷹のゆくえ 『半七捕物帳』 青空文庫
「まったく鷹の羽に相違ありませんよ」と、老人はかさねて云った。
— 鷹のゆくえ 『半七捕物帳』 青空文庫
木の枝が折れていようと、鷹の羽が落ちていようと、何もわたくしと限ったことはございますまい。
— 鷹のゆくえ 『半七捕物帳』 青空文庫
もう一つの包は、兼ねて乞食の祖父からわたくしの父へ伝えられたと話では聞いていたが始めて見る、丸に鷹の羽のうち違いの紋のついている赤羅紗の巾着に、戸籍の謄本でした。
— 岡本かの子 『生々流転』 青空文庫
髪結床の下職なんぞするもんじゃアありませんね、せめて字でも読めりゃ何とか言って近づくんですが、一の字は引張って、十文字は組違え、打交えは鷹の羽だと、呑込んでいるんじゃあ為方がありません、私あもう詰らねえ。
— 泉鏡花 『三枚続』 青空文庫
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鷹の羽(たかのは)は、猛禽類である鷹の羽根のことで、和弓に用いられる矢の矢羽根(やばね)の材料である。
出典: 鷹の羽 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0