分が悪い
ぶがわるい
表現形容詞
標準
at a disadvantage
文例 · 用例
一九一九年五月十八日の日曜、例の通り教会へ行ったが気分が悪いと云って中途で帰宅し、午後中ソファで寝ていた。
— 寺田寅彦 『レーリー卿(Lord Rayleigh)』 青空文庫
武石は、突然、その懸命な声に、自分が悪いことをしているような感じを抱かせられ、窓から辷り落ちた。
— 黒島伝治 『渦巻ける烏の群』 青空文庫
まげて御承知くださるように重ねておねがい申します」「娘はゆうべ帰りまして、それからなんだか気分が悪いとか申して、きょうも一日|臥って居りますので、まだ碌々に相談いたす暇もございませんで……」 お亀は一寸|遁れの口上で、なんとか此の場を切り抜けるつもりらしかったが、相手はなかなか承知しなかった。
— 奥女中 『半七捕物帳』 青空文庫
」八年間、日本人に使われて、日本語が喋れる劉は、自分が悪いことをしたようにおど/\した。
— 黒島傳治 『武装せる市街』 青空文庫
それも唯御気分が悪いとだけ。
— 泉鏡花 『春昼後刻』 青空文庫
『お母さん、御気分が悪いのじゃなくって?
— 渡辺温 『或る母の話』 青空文庫
帳場に坐るはずであった花村は、その時分には用がなくなり、開業当初の関係を断ち切るために、訪ねて来ても、気分が悪いといって、二階へ上げないこともあり、留守を使って逐っ攘うこともあった。
— 徳田秋声 『縮図』 青空文庫
おれは道楽はしても、女を死なせたり、女から金を巻き上げたりなんかはしねえよ」 死なせたのではない、巻き上げたのではない、と心の何処かで幽かな、けれども必死の抗議の声が起っても、しかし、また、いや自分が悪いのだとすぐに思いかえしてしまうこの習癖。
— 太宰治 『人間失格』 青空文庫
作例 · 標準
経験豊富なベテラン弁護士を相手にするのは、新人の彼女にとっては分が悪い戦いだ。
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これだけ世間の風当たりが強くなっては、いくら反論しても分が悪いだろう。
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雨の中での試合は、スピードを武器とするうちのチームにとって分が悪い。
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