読命
よみいのち
名詞
標準
文例 · 用例
そのつぎに右のお目をお洗いになりますと、月読命という神さまがお生まれになり、いちばんしまいにお鼻をお洗いになるときに、建速須佐之男命という神さまがお生まれになりました。
— 鈴木三重吉 『古事記物語』 青空文庫
それから月読命には、「おまえは夜の国を治めよ」とお言いつけになり、三ばんめの須佐之男命には、「おまえは大海の上を治めよ」とお言いわたしになりました。
— 鈴木三重吉 『古事記物語』 青空文庫
天の岩屋一 天照大神と、二番目の弟さまの月読命とは、おとうさまのご命令に従って、それぞれ大空と夜の国とをお治めになりました。
— 鈴木三重吉 『古事記物語』 青空文庫
天照大神と御同胞でいらせられる処の、月読命の治めて居られる国が、夜の食国といふ事になつて居る。
— 折口信夫 『大嘗祭の本義』 青空文庫
しかし或は、月読命と須佐之男命と形式に相通ずる所がある様に、淡島・蛭子が素質は一つである事を、暗示するものかも知れない。
— 折口信夫 『三郷巷談』 青空文庫
月読命の大食津媛を殺したのも、月はまれびとだからだ。
— 「餓鬼阿弥蘇生譚」終篇 『小栗判官論の計画』 青空文庫
伴氏の考に魚見社は神名祕書に機殿、儀式帳云、魚見社三前、月讀命、豐玉彦命、豐玉姫と見えたり、延喜式神名帳にも多氣郡魚見神社見えたり、麻積と關係ありげにも見ゆ。
— 内藤湖南 『卑彌呼考』 青空文庫