穫量
穫量
名詞
標準
文例 · 用例
收穫量も多いし、強健でもある。
— 島木健作 『東旭川村にて』 青空文庫
ふと彼はどつちかが思ひ違ひしてゐるのではないかと思つて一石といふのはやはり一段歩の全收穫量なのかと訊ねてみた。
— 島木健作 『續生活の探求』 青空文庫
が、それにしてもやはり彼には分らず、一段歩に二俵半といふ異常に少い全收穫量もさることながら、年貢が全收穫量よりも多いといふことは一體どういふことなのか、どうしてさういふことがそもそも可能なのか、考へがつかなかつた。
— 島木健作 『續生活の探求』 青空文庫
小作料が何に基づいてきめられ、どのやうにして今の平均に落ち着いてゐるかについては色々説明もされるでせうが、何れにしたつて全體の收穫量が根本の基準でせう。
— 島木健作 『續生活の探求』 青空文庫
全收穫量がこれこれだから、その何割を地主、何割を小作、といふ風に分けてるんでせう。
— 島木健作 『續生活の探求』 青空文庫
さうでなくちや兩方が立つて行かんのだから……全收穫量より多い小作料なんて聞いたことも見たこともありやしない、徳川時代だつて、五公五民とか七公三民とか云つたんですからね。
— 島木健作 『續生活の探求』 青空文庫
彼等と異なる所はただ、收穫の半ばを小作料として持つて行くのではなしに、全收穫量をそのまま運ぶといふことであつた。
— 島木健作 『續生活の探求』 青空文庫
今日の社會の通念でも、また農村の實情でも、收穫量の半ばの小作料が先づ普通といふことになつてゐる。
— 島木健作 『續生活の探求』 青空文庫