謎絵
なぞえ
名詞
標準
文例 · 用例
しかし二科の謎絵はそうではない。
— 教祖展覧会 『安吾巷談』 青空文庫
私の隣に見ていた二人の学生は、東郷青児の絵を、横目でチョイと見ただけで、「こいつ、甘ったるいなア」 と云って、近所の謎絵の方に腕を組んで見入っていたが、いくら甘いったって、東郷青児の絵は、その観念の構成が、始めから純粋に色である。
— 教祖展覧会 『安吾巷談』 青空文庫
言葉の借り物がないだけでも、謎絵よりは大そう良かろう。
— 教祖展覧会 『安吾巷談』 青空文庫
これら謎絵の狂信者の大元の大教祖はとたずねれば、ピカソあたりになるのだろうが、ピカソという人は、日本の弟子とは大ぶ違っているようだ。
— 教祖展覧会 『安吾巷談』 青空文庫
ラジオに「私は誰でしょう」というのがあるが、二科の謎絵は「私は何でしょう」という第一ヒントを題名でだしているようなものである。
— 教祖展覧会 『安吾巷談』 青空文庫