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頭をもたげる

あたまをもたげる
表現動詞-一段
1
標準
to raise one's head
文例 · 用例
こういう無意識の口移りは付け句には警戒されたのが三句目四句目にうっかり頭をもたげる例も少なくない。
寺田寅彦 連句雑俎 青空文庫
妻が初対面の挨拶をしたら、頭をもたげるようにして、うなずいて見せた。
太宰治 故郷 青空文庫
まる一月その外科の病院に寝たきりで、頭をもたげることさえようようであった。
太宰治 川端康成へ 青空文庫
もっと強いものを求めるいまわしい不貞が頭をもたげることさえあって、私は悪者でございます。
太宰治 皮膚と心 青空文庫
頭をもたげると枕もとに、真白い角封筒が一通きちんと置かれてあった。
太宰治 懶惰の歌留多 青空文庫
たとえば、片腕でも水から上げれば、そのためにそれだけの支持を失って、重さを加えて頭全体が水にひたってしまうし、またちょうどよく、ごく小さな木片の助けでもあれば、あたりを見渡せるくらい頭をもたげることができるだろう。
『モルグ街の殺人事件』続編 マリー・ロジェエの怪事件 青空文庫
越後はそれまでベッドの上に仰向けに寝て、軽く眼を閉じていたのだが、「オルレアンの少女」の合唱がはじまったら眼をひらいて、こころもち枕から頭をもたげるようにして耳を澄まし、やがてまたぐったりとなって眼をつぶって、ああ、眼をつぶったまま、とても悲しそうに幽かに笑った。
太宰治 パンドラの匣 青空文庫
次いで後腰部に鈍重な疼みがむくむくと頭をもたげるのを覚えた。
有島武郎 或る女 青空文庫
作例 · 標準
毎日、頭をもたげるについて考えています。
我が社の頭をもたげる戦略は重要です。
頭をもたげるの原理は複雑である。
頭をもたげるという言葉が頭から離れない。
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