同衾
どうきん
名詞動詞-サ変動詞-自動詞
標準
sleeping together
文例 · 用例
汚らわしい欲のあればこそこうなった上に躊躇するわ、その顔を見て声を聞けば、かれら夫婦が同衾するのに枕を並べて差支えぬ、それでも汗になって修行をして、坊主で果てるよりはよほどのましじゃと、思切って戻ろうとして、石を放れて身を起した、背後から一ツ背中を叩いて、(やあ、ご坊様。
— 泉鏡花 『高野聖』 青空文庫
この国の娘は男子と一度同衾すると、宗教上の鉄則として、いかなることがあろうともその者と結婚しなければならぬ。
— 横光利一 『欧洲紀行』 青空文庫
其事実は四年間|良人に別れ居りし妻、一|男子を生みしが、其女は始終良人と同衾する夢を見居りし由に候。
— ANDREAS THAMEYERS LETZTER BRIEF 『アンドレアス・タアマイエルが遺書』 青空文庫
どうせ、女の病氣の爲め同衾も出來ない。
— 斷橋 『泡鳴五部作』 青空文庫
いや、同衾するのを自分は恐れてゐる。
— 斷橋 『泡鳴五部作』 青空文庫
しかし、その装置の内容たるや、過去の三変死事件が、それぞれ同衾中に起ったのを考えれば判るだろう。
— 小栗虫太郎 『黒死館殺人事件』 青空文庫
七 おきんも山平も安心して、きん「宜く仰しゃいました、それで何うでも成ります、またねえ時々お逢い遊ばす工夫もつきますから」 と漸く身上の相談をして、お照は宅へ帰って、得心の上武田重二郎を養子にした処が、お照は振って/\振りぬいて同衾をしません。
— 三遊亭圓朝 『敵討札所の霊験』 青空文庫
武田重二郎は中根の家へ養子に来てからお照が同衾を為ないのは、何か訳があろうと考えを起して居ります処へ、家来傳助がこれ/\と証拠の文を見せたから、常と違って不埓至極な奴、さア案内しろと云う。
— 三遊亭圓朝 『敵討札所の霊験』 青空文庫
作例 · 標準
かつての夫婦は、死の間際まで同衾を続けたという。
幻辭AI · gemini-2.5-flash
病気の母の看病のため、彼女は毎晩同衾した。
幻辭AI · gemini-2.5-flash
新婚旅行で初めて同衾した夜のことは、今でも鮮明に覚えている。
幻辭AI · gemini-2.5-flash