しどい
しどい
形容詞
標準
awful
文例 · 用例
「ひきがしどいね」 とMがいいました。
— 有島武郎 『溺れかけた兄妹』 青空文庫
」“Chon-aiko! chon-aiko! ……”「華魁、ちよいと、御覧なさいな、久し振で裏門が開いたと思つたら、大変ですわねえ、あれ、あんなに水が、随分しどい音だこと、堤をもう越したんですとさ。
— 北原白秋 『東京景物詩及其他』 青空文庫
」「しどいわ、あなたは」と、ぶつ真似をして、「はい、これでもうちへ帰ったら、お嬢さんで通せますよ」「お嬢さん芸者万歳」と、僕は猪口をあげる真似をした。
— 岩野泡鳴 『耽溺』 青空文庫
「しどい、わ」吉弥は真ッかになって、恨めしそうにそれを拾った。
— 岩野泡鳴 『耽溺』 青空文庫
「ほら、ほら、少しどいてくだせえ」 爺はそう言って、車の梶棒で人々を掻き除けるようにした。
— 佐左木俊郎 『或る嬰児殺しの動機』 青空文庫
「だが、売ったのはしどいな。
— 長谷川時雨 『西川小りん』 青空文庫
露路へはいりながら、しどい場処ですといって番地と表札をさがしたが、西川鉄五郎の家はどうしても知れないので空家のような家で聞くと、細い細い声で返事をした。
— 蕎麦屋の利久 『旧聞日本橋』 青空文庫
強い、しどい、刺戟のある臭気を、香を焚き、鼻の穴へ香水をつけた綿を挿て私が世話をすると、その時だけ意識が分明して、他の者には近よらせなかった。
— 長谷川時雨 『木魚の配偶』 青空文庫
作例 · 標準
「うわー、今日の上司の機嫌、しどいね。」と同僚が耳打ちした。
幻辭AI · gemini-2.5-flash
あの映画、評判は良かったけど、個人的にはしどいと思った。
幻辭AI · gemini-2.5-flash
彼女の歌声は、しどいとまでは言わないが、あまり上手ではなかった。
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