幻辞.com

突き立つ

つきたつ
Godan verb with 'tsu' ending動詞-自動詞
1
標準
to stick (in)
文例 · 用例
」――で、さしあたり仕立ものなどの誂はないから、忽ち荷車を借りて曳きはじめた――これがまた手取り早い事には、どこかそこらに空車を見つけて、賃貸しをしてくれませんかと聞くと、燒け原に突き立つた親仁が、「かまはねえ、あいてるもんだ、持つてきねえ。
泉鏡太郎 十六夜 青空文庫
いつもの樣に、背戸川の堤の上に青々と繁つて高く突き立つて居る椋の木に登つて、繁と、正彦と、勝次と、それから僕との四人は樂しく遊んで居た。
新美南吉 椋の實の思出 青空文庫
キリキリ突き立つてピヤンと跳ね反る。
北原白秋 桐の花 青空文庫
私は、卓子の上に突き立つたまゝ、コルネツトを口にあてた。
牧野信一 ファティアの花鬘 青空文庫
三人の泥棒はグウグウ高鼾で寝込んでゐるトムの枕元に立つて不意に枕を足で蹴飛ばしましたので、トムさんは吃驚して眼を覚しました、トムさんは自分の眼の前に背のヒョロ高い顔の真黒い鬚だらけの泥棒がによつきり突き立つてゐるので、トムさんは驚くまいことか、一時は腰を抜かさんばかりに吃驚しました。
童話集 小熊秀雄全集-14 青空文庫
火の見塔が、雪にぼかされて煙突のやうにぬツと突き立つてゐた。
牧野信一 鏡地獄 青空文庫
彼は直ぐまた蛾を掌で打ち降ろすと、部屋の隅に突き立つたまま暫く蛾の姿を眺めてゐた。
横光利一 蛾はどこにでもゐる 青空文庫
彼は室の中央に突き立つたまま、默つて妻の横顏を睥んでゐた。
横光利一 悲しみの代價 青空文庫
作例 · 標準
氷柱が屋根から地面に向かって、鋭く突き立っている。
幻辭AI · gemini-3-flash-preview
砂浜に大きな流木が、まるで誰かが刺したかのように突き立っていた。
幻辭AI · gemini-3-flash-preview
工事現場の土手には、崩落防止の杭が何本も突き立っている。
幻辭AI · gemini-3-flash-preview
2
標準
to stick out
作例 · 標準
断崖絶壁の岩肌が、海面から空に向かって切り立つように突き立っている。
幻辭AI · gemini-3-flash-preview
針葉樹の鋭い頂が、霧の中から突き立つように姿を現した。
幻辭AI · gemini-3-flash-preview
古い城跡には、崩れた石垣の一部が異様な形で突き立っている。
幻辭AI · gemini-3-flash-preview
3
標準
to stand (doing nothing)
作例 · 標準
あまりの衝撃的な光景に、彼はその場に棒のように突き立ってしまった。
幻辭AI · gemini-3-flash-preview
「何を突き立っているんだ、早く手伝ってくれ」と父に怒鳴られた。
幻辭AI · gemini-3-flash-preview
大観衆の前で緊張のあまり、彼は一歩も動けずステージ中央に突き立っていた。
幻辭AI · gemini-3-flash-preview
突き立つ(つきたつ) — 幻辞.com