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売り買い

うりかい
名詞動詞-サ変動詞-他動詞頻度ランク #27864 · 青空 34
1
標準
trade
文例 · 用例
古い達磨の軸物、銀|鍍金の時計の鎖、襟垢の着いた女の半纏、玩具の汽車、蚊帳、ペンキ絵、碁石、鉋、子供の産衣まで、十七銭だ、二十銭だと言って笑いもせずに売り買いするのでした。
太宰治 老ハイデルベルヒ 青空文庫
又、客から売り買いの相談をかけられた時に、チラリと私の方を見ると、私は左右の眼を閉じたり開いたりして合図をした。
夢野久作 鉄鎚 青空文庫
金八は蝶子の駈落ち後間もなく落籍されて、鉱山師の妾となったが、ついこの間本妻が死んで、後釜に据えられ、いまは鉱山の売り買いに口出しして、「言うちゃ何やけど……」これ以上の出世も望まぬほどの暮しをしている。
織田作之助 夫婦善哉 青空文庫
ここを考慮の外に置いて、本を物として売り買いする古書の流通には、この点で抵抗を感じます。
富田倫生 本の未来 青空文庫
しょせんは一時の珍らしいもの好きで長くはつづかないんですが、それでも流行るときには馬鹿に高い値段で売り買いが出来る。
冬の金魚 半七捕物帳 青空文庫
しかし国守は最初の政として、丹後一国で人の売り買いを禁じた。
森鴎外 山椒大夫 青空文庫
家のためや親類縁者のためや、そうした事情のいけにえとして、罪もない自分のいのちを安価に売り買いされるのは自分の堪え得ることでない。
岡本綺堂 箕輪心中 青空文庫
学者も学生も、唯、自分の地位や飯喰い種に、学問を売り買いしているとしか見えないのである。
夢野久作 東京人の堕落時代 青空文庫
作例 · 標準
例句