お骨
おこつ異読 おほね
名詞
標準
cremated remains (esp. the bones)
文例 · 用例
すべて、山田君のお骨折のおかげであろう。
— 太宰治 『佳日』 青空文庫
きつとどこかの林の中に、お骨があるにちがひない。
— 宮沢賢治 『北守将軍と三人兄弟の医者』 青空文庫
その方のお骨が納っているんですってね。
— ――(前題――楊弓) 『ピストルの使い方』 青空文庫
「そうすれば、あたくしが引っぱってまいりますから」「おや、お嬢さんに、そんなお骨折りをしていただいては、申しわけありません」と、ヤルマールは言いました。
— ハンス・クリスチャン・アンデルセン Hans Christian Andersen 『眠りの精』 青空文庫
大概な金持の子も引き上げさしてしまうというのに、よくもねえ、さぞ、お骨が折れましょう。
— 岡本かの子 『母子叙情』 青空文庫
「そこへあなたのご周旋だったので、ありがたくお骨折りを受け容れた次第です」 ここで私は更に男に訊ねて見なければ承知出来なかった。
— 岡本かの子 『河明り』 青空文庫
「中畑さんのお骨折りです。
— 太宰治 『帰去来』 青空文庫
……それに、その細君というのが、はじめ画師さんには恋人で、晴れて夫婦になるのには、この学士先生が大層なお骨折りで、そのおかげで思いが叶ったと申したようなわけだそうで。
— 泉鏡花 『眉かくしの霊』 青空文庫