割り目
わりめ
名詞
標準
crack
文例 · 用例
ちょうど、お孝が銚子のかわりめに立った時だったのです。
— 泉鏡花 『雪柳』 青空文庫
季節のかわりめには、もの皆があたらしく見えて、こいしく思われ、つい、好きだ好きだ、なんて騒ぎ出す始末になるのだ。
— 太宰治 『パンドラの匣』 青空文庫
衣がえ、移り変わり、季節の変わりめ、年季奉公の変わりめ、中間下男下女小女の出入りどきであるから、小前かせぎの者にはなくてかなわぬ質屋が繁盛したとて、なんの不思議もない。
— 首つり五人男 『右門捕物帖』 青空文庫
プロレタリア文学にあらわれる人物は、ほとんどみんなプロレタリア義太夫のさわりめいている、と。
— 宮本百合子 『「道標」を書き終えて』 青空文庫
ソヴェトでは、十月が経済年度のかわりめだ。
— 宮本百合子 『ソヴェト文壇の現状』 青空文庫
よわりめに、たたりめ。
— 林芙美子 『新版 放浪記』 青空文庫
かわりめ毎に覗き覗きした芝居も、成田屋や五代目がなくなってからは、行く張合がなくなったのであろう。
— 芥川龍之介 『老年』 青空文庫
季候の変わりめになると、婦人は、青い顔色をしていました。
— 小川未明 『世の中のこと』 青空文庫
作例 · 標準
木材にできた割り目から雨水が侵入し、腐食の原因となった。
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大地震の後、家の壁にたくさんの割り目が入ってしまった。
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この陶器は美しいが、底に小さな割り目があるので、B品として売られている。
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