ロイド眼鏡
ロイドめがね
名詞
標準
round glasses with thick plastic rims
文例 · 用例
中で一番威張れる者が、その赤らんだ薄い皮膚の眼蓋の上にロイド眼鏡を掛けて、彼女が襖を開くや愛相よく「今晩は」と言つた時、彼女は漸く何だか嬉しくなつた。
— ――飜弄さる 『蜻蛉』 青空文庫
虎の毛皮の外套を着て、ロイド眼鏡をかけた女があったらアメリカ娘と見てよろしい――彼女はタキシードを着たパリジャンの美青年給仕を眼で追いながら、ふかりふかり煙草を吸っている。
— ――朝と昼―― 『巴里のキャフェ』 青空文庫
ふといロイド眼鏡かけて、ことし流行とやらのオリンピックブルウのドレス着ている浅田夫人、幼な名は、萱野さん。
— ――(生れて、すみません。) 『二十世紀旗手』 青空文庫
太いロイド眼鏡をかけて、唇がとがり、ひょうきんな顔をしていた。
— 太宰治 『美少女』 青空文庫
それよりずっと若いロイド眼鏡、縞ズボンの好男子は、編集者。
— 太宰治 『グッド・バイ』 青空文庫
男の方がずっと小柄で、ずっと若く見え、湯殿のときとちがって黒縁のロイド眼鏡を掛けているため、一層こぢんまりした感じが出ていた。
— 織田作之助 『秋深き』 青空文庫
彼はぼくの顔と明日子の顔を見比べて、ロイド眼鏡の奥でちらりと笑った。
— 織田作之助 『ひとりすまう』 青空文庫
ドテラ姿で、古扇子で七輪を煽いでいる、ロイド眼鏡のオヤジの恰好は随分珍妙なものに違いない。
— 種田山頭火 『私の生活』 青空文庫
作例 · 標準
祖父の若い頃の写真を見ると、太いフレームのロイド眼鏡をかけていてとてもお洒落だった。
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舞台の小道具として、昭和初期の知識人という設定に合わせるためにロイド眼鏡を用意した。
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彼は普段はコンタクトだが、休日は気分を変えてべっ甲柄のロイド眼鏡を愛用している。
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ウィキペディア
ロイド眼鏡(ロイドめがね)は、眼鏡のデザインの1つ。セルロイドで出来ているということと、アメリカの喜劇役者ハロルド・ロイドが劇中でかけていたことから、二つの意味を持って「ロイド眼鏡」という。
出典: ロイド眼鏡 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0