ドサ
ドサ
名詞
標準
thud
文例 · 用例
当主は、寝ている処を、いきなり丸太ん棒、それも樫の木の、潜り門用の閂でドサッとやられたので、遺言を書こうにも書くまいにも、眼の覚める暇がなかったのであった。
— 葉山嘉樹 『乳色の靄』 青空文庫
それから、最後に、猪川幹太郎は、このドサクサ騒ざに、家も、仕事も、子供も、すっかり失ってしまった。
— 黒島傳治 『武装せる市街』 青空文庫
撮影の前のドサクサにまぎれて、いつのまにやら、ちゃんと最前列の先生の隣席に坐ってニヤリと笑っている。
— 太宰治 『小さいアルバム』 青空文庫
その内ドサリと音がして「ヤッ」という声がした。
— 井沢衣水 『本州横断 痛快徒歩旅行』 青空文庫
トコロデ、ソノ ムラハ アサニ ナツテモ ダレモ オモテニ デテ クル モノハ ナク、マドサヘ アケナイノデ アリマシタ。
— 新美南吉 『ヒロツタ ラツパ』 青空文庫
映画ファンならば、この辺でプロマイドサインを願う可きと存候え共、そして小生も何か太宰治さま、よりの『サイン』に似たもの、欲しとは存じ候え共、いけませんでしょうか。
— 太宰治 『虚構の春』 青空文庫
今日の夕方、京吉の財布を掏った北山を大阪の中之島公園までつけて行って、首をしめられそうになったが、拘置所の脱走さわぎのドサクサで危く助かった。
— 織田作之助 『土曜夫人』 青空文庫
すると落城のドサクサまぎれに、流産したかも知れないし、淀君など云うものは、生れて来なかったかも知れん。
— 菊池寛 『姉川合戦』 青空文庫
作例 · 標準
本が机からドサと落ちた。
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重い荷物をドサと床に置いた。
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突然、隣の部屋からドサという音が聞こえた。
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