竜床
りゅうしょう
名詞
標準
文例 · 用例
もっと、近う」 帝は、近臣に勅して、龍床の上に座を与え、孔明の背へほそい御手をのばして、こう宣らせられた。
— 出師の巻 『三国志』 青空文庫
しかし黄昏れ近く、にわかに容態が改まったと思うと、「諸臣はみな詰めておるか」 と問い、孔明が臣下みな一睡もせず詰めております――と答えると、「では、病帳を開け」 と命じて、龍床から一同のものへ最後の謁を与えた。
— 出師の巻 『三国志』 青空文庫
われを忘れて、孔明は帝の龍床にすがり、面を寄せて、涙のうちに云った。
— 出師の巻 『三国志』 青空文庫
孔明は、龍床の下に頭を打ちつけ、両眼から血を流さんばかり哭いていた。
— 出師の巻 『三国志』 青空文庫