無間奈落
むげんならく異読 むけんならく
名詞
標準
Avici hell (the eighth and most painful of the eight hells)
文例 · 用例
身の毛もよだつ無間奈落だ。
— 太宰治 『ダス・ゲマイネ』 青空文庫
血の池や、針の山や、無間奈落といふ白い煙のたちこめた底知れぬ深い穴や、到るところで、蒼白く痩せたひとたちが口を小さくあけて泣き叫んでゐた。
— 太宰治 『思ひ出』 青空文庫
無間奈落 押せども、ひけども、うごかぬ扉が、この世の中にある。
— ――当りまえのことを当りまえに語る。 『もの思う葦』 青空文庫
底のない墜落、無間奈落を知って居るか、加速度、加速度、流星と同じくらいのはやさで、落下しながらも、少年は背丈のび、暗黒の洞穴、どんどん落下しながら手さぐりの恋をして、落下の中途にて分娩、母乳、病い、老衰、いまわのきわの命、いっさい落下、死亡、不思議やかなしみの嗚咽、かすかに、いちどあれは鴎の声か。
— 太宰治 『創生記』 青空文庫
作例 · 標準
悪行を重ねた者は、死後、無間奈落に落ちると言われている。
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彼の心は、まるで無間奈落の苦しみの中にいるかのようだった。
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この世の地獄とは、無間奈落のような状況を指すのかもしれない。
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