道台
どうだい
名詞
標準
文例 · 用例
郭門は城内の旧市街にいずれも通じているのであって、道台衙門のある所はすなわち東大門内である。
— 国枝史郎 『沙漠の古都』 青空文庫
こんなものでも売ったら何かの足しまえになるかと思って……」「おやおやお前は結構な道台さえも捨てたという話じゃないか。
— 魯迅 『故郷』 青空文庫
お前さんは道台(大官)になっていながら、エラクないだって、お前さんは現に三人のお妾さんを持って、外へ出ると言えば八人|舁ぎの轎で出るくせに、エラクないだって、ふん、そんなことを言ってわたしを瞞すつもりですかい」 私は言うべきこともないので口をつぐんで黙って立っていた。
— 魯迅 『故郷』 青空文庫
或日わたくしは、銅羅を鳴しながら街上を練り行く道台の行列に出遇った。
— 永井荷風 『十九の秋』 青空文庫