水止め
みずどめ
名詞
標準
文例 · 用例
「さあさあ太夫さん一踊り、ご苦労ながら一踊り……※男達ならこの釜無の流れ来る水止めて見ろ……ヨイサッサ、ヨイサッサ」 大道芸人が唄い出し、鼬が立っておどりだした。
— 国枝史郎 『大捕物仙人壺』 青空文庫
穴蔵の黒暗々裡に、ふしぎな水止め工作がはじまった。
— こけ猿の巻 『丹下左膳』 青空文庫
うんと空高く旗を振れッ元気な若者達がキンキラ光った肌をさらしてカラヽ カラヽ カラヽ破れた赤い帆の帆縄を力いっぱい引きしぼると海水止めの関を喰い破って朱船は風の唸る海へ出た!
— 林芙美子 『放浪記(初出)』 青空文庫
うんと空高く旗を振れツ元気な若者達がキンキラ光つた肌をさらしてカラヽ カラヽ カラヽ破れた赤い帆の帆縄を力いつぱい引きしぼると海水止めの関を喰ひ破つて朱船は風の唸る海へ出た!
— 蒼馬を見たり 『蒼馬を見たり』 青空文庫
たまり水止まるものも。
— 長塚節 『長塚節歌集 上』 青空文庫
其時は別に注意して確めもしなかったが、察する所これは水止から南方に派出している尾根を上下する為のものであるらしい。
— 木暮理太郎 『釜沢行』 青空文庫
去年誤って水止から此尾根に迷い込んだ時、可なりの路が通じているのを見た。
— 木暮理太郎 『釜沢行』 青空文庫
此は水止の東南にあるガレの下から発するものであるらしい。
— 木暮理太郎 『釜沢行』 青空文庫